人気ブログランキング | 話題のタグを見る

つれづれ日記

seisan.exblog.jp
ブログトップ
2004年 10月 25日

こんなこと書いていますが・・・

読売新聞から
 新潟県中越地震が起きた信濃川流域は、大地震が警戒されていた「空白域」。しかし防災面でも手薄な“空白地帯”だった。列島周辺に多くの空白域が横たわる中、東海地震対策に偏重した防災体制のひずみを露呈する形となった。(科学部 増満 浩志)

 日本付近では、地球を覆う4つのプレート(板状の岩盤)が、いずれも異なる方向へ動いている。このため、プレートの境目(境界)で岩盤がひずみ、限界を超えると大地震が起きる。

 しかも大地震は同じ場所で周期的に発生するため、長期間起きていない場所は「空白域」(ギャップ)と呼ばれ、「大地震が近い」と見当がつきやすい。昨年9月の十勝沖地震も警戒されていた空白域で予想通り発生した。ところが、大地震の危険が分かっているのに、東海地震の想定域以外は災害対策がさほど進んでいるわけではない。

 2002年に東南海・南海地震、今年3月に日本海溝・千島海溝沿いの地震に備えた法律が成立、太平洋側の空白域についてはようやく対策が取られ始めた。一方、日本海側は取り残されたままだ。太平洋プレートが年に約8センチも西に進み、大地震の間隔が100年前後なのに、ユーラシアプレートは年1―2センチしか東に進まず、大地震の発生間隔が太平洋側より長いという事情もある。

 しかし、大竹政和・東北大名誉教授は「20世紀半ばから活動が活発になった」と指摘する。実際、1983年の日本海中部地震、93年の北海道南西沖地震に続き、約10年で大地震が起きた。

 今回の地震が起きた「ギャップD」は他の空白域と違って内陸にある。プレート境界も明確でない。プレート運動の影響を受けた断層が多く、いずれかで大地震が起きるとみられている。大竹名誉教授は「今回の地震ではエネルギーが十分解消されていない。観測強化を急ぐべきだ」と語る。

 日本海側にはギャップA、B、Cもある。Bは地震を起こしにくい海域との見方が強いが、大竹名誉教授は「日本海側は全体にデータ不足。総合的な調査と解析が求められる」と話す。
ここまで

こんなこと書いているが、東海地震が起きてしまったらやはり相当量の犠牲者がでるでしょう。基本的に未来を詳細に予測する事は不可能です。不可能なんだという前提にたって、東を数%でも小さくするということはあまり考えてないようです。地震対策は、何年たってもダメでしょうね・・・<このままじゃぁ。とはいえ、妙案がないっていうのも事実・・・・。基本的には都市に集中するのをさけるのがリスク分散にはいいんでしょうけどね。

by seisan_r11s | 2004-10-25 07:57 | 日記


<< 人の心がないのだろうか・・・      あぁ、体力がない >>