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つれづれ日記

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2005年 02月 18日

時代の転換点

朝日新聞から
 社民党は17日、財政難から党職員の整理解雇を実施すると職員団体に通告した。執行部は解雇する人数を明らかにしていないが、5人程度が対象になると見られている。同党は、企業による安易なリストラを批判してきたため、執行部も当初「職員への退職勧奨はするが、整理解雇はしない」(又市征治幹事長)との方針を示していたが、退職勧奨に応じる職員がいなかったため、踏み切ることになった。党関係者によると、整理解雇に踏み切る方針は、10日の常任幹事会で了承された。05年度予算では、こうした整理解雇などによって人件費を04年度と比べ約8000万円削るという。同党は収入のほとんどを政党交付金に頼っているが、03年の総選挙で議席を12も減らしたため、03年に約17億円あった同交付金も05年は約10億円になる見通し。このため、55歳以上や、家業を持つ「兼業者」などに該当する9人を対象に退職勧奨を行ってきた。整理解雇の実施通告は、幹部職員によって行われ、職員団体は反対する考えを党側に示した。又市幹事長は17日、朝日新聞の取材に対し、「党内の問題なので何も言えない」と話した。 (02/18 06:17)

こういうニュースを見ると、20世紀がはるかかなたになったように思う。もう労働組合の組織率などが減少しつづけているのは周知の事実であるが、労働者を守るべき立場の社民党が自身の党の労働者さえ守れなくなってきている。さて、このとき使用者である社会党本部の幹事たちは身銭をきったのでしょうか? どうも、けち臭い話、そんな身銭はきってないように思う。

なにはともあれ、社民党の主張は時代とずれることが多くなってきた。そのずれを是正しないまま突っ走ったからこそ、現在の凋落があるのだろう。時代の転換点は数年前ということか。

by seisan_r11s | 2005-02-18 20:55 | 日記


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