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つれづれ日記

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2005年 10月 26日

疑問点たくさん

読売新聞から
公的年金を国民年金も含めて完全に一元化する場合、現行制度並みの給付水準を維持するためには、保険料率を年収の20%、消費税率を当面は現在より2ポイント高い7%程度にする必要があることが、駒村康平・東洋大教授らの試算で明らかになった。保険料率を現行の厚生年金が想定する18・3%とする場合は、定年の65歳への完全延長や女性の就業率向上により、制度の支え手を増やすことなどが必要になる。保険料率を15%にとどめた場合には、給付水準の引き下げに加え、消費税率を現在より4ポイント高い9%程度にする必要がある。
(2005年10月26日3時2分 読売新聞)

マスコミにお願いしたいのは、こうした記事を抜粋ではなく、どこのサイトに行けば元の記事が読めるのか?というリンクまで含めて配信してほしい。上の内容では、わけが分からない。

まず、国民年金と厚生・共済年金は相当に違う性格のものだ。それを一元化するのは、どのようなシステムで行うのか? 国民年金納付者は自営業の社長から無収入の学生まで含まれているが、その年収をどのように計算し、どのように納付させるのか? 個人情報保護法との絡みは問題ないのか?

そもそも、社会保険庁の金満体質を維持するのか、しないのか? 年金以外の使い道をカットするのかしないのか? などなど、考えれば考えるほど上記の内容では物足りない。数字だけが勝手に歩いていくような記事は慎まなければならないのは、私が生きている科学の世界では当たり前だが、どうも新聞記者はそんなことはどうでもよいらしい・・・。

by seisan_r11s | 2005-10-26 07:15 | 日記


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