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つれづれ日記

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2006年 03月 24日

できれば、国の管理をはずしてもらいたい

読売新聞から
文部科学省が2007年度から小6と中3の児童・生徒を対象に実施する「全国学力テスト」について、同省の専門家会議は24日、成績を市町村別や学校別に公表すべきでないとする中間報告をまとめた。地域や学校の序列化や競争過熱が懸念されるためで、結果公表は国全体と都道府県ごとの平均正答率や学力分布図などにとどめるよう求めた。同会議は教育関係者らから中間報告に対する意見を聞き、近く最終報告をまとめる。中間報告によると、テストは国語と算数・数学の2教科で実施。出題は言語活動や計算力などの基礎的な項目に絞る。記述式の問題も一定割合で導入する。小6が3時間、中3が4時間以内でそれぞれ行い、学習環境や家庭での生活状況などの質問紙調査も併せて実施する。結果は各都道府県、区市町村、学校、児童生徒にそれぞれ通知するが、国民への公表は、国全体と都道府県別データにとどめ、第三者が情報公開請求した場合でも「非開示情報」として扱うべきだとしている。テストへの参加は、対象学年の全児童生徒(計約240万人)を掲げており、私立の小中学校にも積極的な参加を呼びかける。しかし、愛知県犬山市がすでに、「子どもの学力は全国一律のテストで評価できない」として不参加を表明しており、全員参加を巡っては今後、曲折も予想される。
(2006年3月24日21時13分 読売新聞)

私自身は、小さいときにきちんとした学習内容をしっかりと頭に記憶させないとだめだという立場です。異論があるのは承知。読む・書く・計算するという反復練習を10歳までに徹底的にさせる。暗算なども徹底的に鍛え上げる。その上で、個別の指導を10歳よりも成長した段階でケアしてあげるのがよいと思います。
私自身の経験で言えば、10代の記憶力というのはすさまじく、(私は)期末テスト用に勉強したことは一切なく、テスト前に教科書を5分間眺めて記憶するだけだった。好きな数学だけは、しっかりと反復練習をしました。そんなもんでも、ごく普通に生活できます。記憶力が良くなると、実は暗算も速くなります。3桁同士の乗算あたりも苦になりません<今は違います>。

さて本題ですが、文部科学省が管理しているのが問題です。道州制にとっととして、地方に教育を任せたらよい。資本の乏しい地方にとっては、教育は唯一とも言える投資です。子供をきちんと育て、地元に利益を誘導する(政治家になるということではない)ことこそが、地方にとっては生き残る道だからです。

しかし、中央がすべて教育を取り仕切ってしまったら、地方は手足が取られているようなものです。学力テストも地方に主導権があるならば、地方の内部で勝手にさせればよい。何度も言うが、地方にとっては子供をしっかりと育てることしか投資の道はないのですから。
私も、福沢諭吉さんの方式、三歳までは獣心を養い、それ以後は人心を養ってあげたいと思います。つまり、3歳まではしっかりと健康な体に育て、それ以降は人として生きていける教養を教えてあげたいと思います。

by seisan_r11s | 2006-03-24 22:05 | 日記


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