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つれづれ日記

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2006年 04月 16日

実感がないよなぁ

読売新聞から
 与謝野経済財政相は16日のテレビ朝日の報道番組で、景気の先行きに関して「いざなぎ景気を軽く抜くと思う」と述べ、今月で戦後2番目の4年3か月(51か月)に並んだ現在の景気拡大が11月以降も続き、高度経済成長期に4年9か月(57か月)続いた「いざなぎ」の戦後最長記録を更新するとの見方を示した。06年度の実質経済成長率についても「2%を超える可能性は予想できる」とし、政府経済見通し(1・9%)の上方修正を示唆した。与謝野氏は景気拡大の長期化が見込める理由として<1>財政出動をしないで(経済が)自分の体力で回復している<2>経営者が設備投資などに非常に慎重(で景気が過熱しにくい)――などを挙げた。竹中総務相の「消費税率の引き上げ幅は3%で財政赤字をなくせる」との主張については「根拠を発表するのが国民に対する責任」と指摘し、詳細な前提条件の明示を求めた。

(2006年4月16日20時12分 読売新聞)

景気拡大が持続しているだって? まず景気の判断はどうしているのか?気になったので少し調べてみたら、
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di3.html#hiduke
で、計算して、政府が景気が良くなりましたよ~と言うと、それで景気が良くなっていることになっているのだそうだ。少し眺めてみたが、簡単な四則計算の組み合わせであり、その指標となるデータについてはあまり詳しく示されてない。営業利益など個々のデータについては改ざんのしようがないだろうが、たとえば経営者に景気が良いか悪いかを尋ねるアンケート調査などが、はたして本当に景気がよくなっている指標なのかどうか私には判断がつかない。ともかく、景気が良い悪いというのは、政府が決めることであって、市民の生活とはあまり関係がないらしい。

さて、市民感覚で景気が良くなる、ということが実感できるのはなんと言っても給料でしょう。大企業は久々にベアを採用するらしいが、そのベアは数千円にとどまっている。私などは、昨年の給料は9万円ほどおととしよりも少なかった。今年は??? 分からないが、さほど上がるとも思えない。ボーナスもしかり。現在の景気回復(?)の前は、悪名高いバブル景気であり、この当時は給料がぽんぽん上がっていた。ボーナスも、どーんと出ていました。それを考えても、さほど景気が良くなっているという実感はわかない。

東京地方の土地代が上がったことがきっかけで、株価が少し上がり、銀行の不良資産が減っただけではないのだろうか? これも、東京地方の人口が減れば、自然と地価は下がるだろうし、そんなに楽観的にみてもよいのだろうか?と心配になってしまう。

私は税金を払わない、払いたくないとは言ってなく、きちんと収めた税金を官僚たち・政治家たちの無駄使いにしてほしくないといっているだけである。現状の税収で、身の丈にあった政府にすればよいと思う。その場合、年金・各種福祉サービスは相当に悪化するだろうが・・・。今のうちに、個人で経済的な体力をつけておかねばならないと感じますね。

by seisan_r11s | 2006-04-16 21:08 | 日記


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