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つれづれ日記

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2006年 05月 07日

行政の怠慢を、市民に押し付けている

読売新聞から引用します
スクーター人気などでオートバイの保有台数が急増するなか、オートバイ用の駐車場は極端に少なく、都市部を中心に違法な路上駐車に拍車をかけている。
 自動車やミニバイク、自転車は法で市町村に駐車場整備が義務づけられているが、オートバイには規定がないのが駐車場不足の要因とされている。
 このため、国は、オートバイの駐車場整備を義務づける駐車場法の改正案を今国会に提出。年内に施行される見通しになり、業界団体などからは「路上駐車解消の特効薬に」と期待の声が上がっている。
 オートバイ製造、販売業者らでつくる日本二輪車協会(東京)によると、大阪市中心部は、500メートル四方のオートバイの路上駐車台数が1日平均299台と全国最多。しかし、市内に公営のオートバイ駐車場はゼロで、民間駐車場が6か所(数十台分)あるだけだ。
 名古屋市や千葉市にも公営はなく、最も多い東京都でも35か所(約800台)、京都市9か所(約300台)、神戸市3か所(約120台)、横浜市1か所(約40台)――などにとどまっている。民間駐車場も需要の多い自動車を優先し、オートバイを受け入れる所は少ない。
 最大の要因は法的な不備という。自動車は駐車場法、自転車、ミニバイクは自転車法で市町村に駐車場整備を義務づけている。ところが、オートバイについては、駐車場法に「自動二輪車(オートバイ)を除く」とあり、駐車場整備の対象外とされている。「法的根拠がないことが整備を進めてこなかった大きな理由」と認める自治体もある。
(2006年5月7日3時29分 読売新聞)

ここまで
昨日のことですが、JRに行ったときに駐輪場がないにも関わらず、婦警が停めさせませんでした。
しかしながら、極端に駐輪場って少ないんです。おまけに、バイクに乗ったことがない人が、駐輪場を設計するもんだから、まったく使えないんです。
車と違い、けっこう取り回しにスペースをとるのに、駐輪場って極端に狭すぎるので、大きなバイクだと無意味なんですよ。行政は世間知らずってことが良く分かります。
このような状態で、新しい道路交通法が施行されると、ライダーはバイクから降りずに、ずっと乗っていろといっているに等しいのです。行政というやつな、頭でっかちで融通がききません。近頃の話題になったPSE法と同様に、ものすごいクレームが寄せられると思います。

by seisan_r11s | 2006-05-07 12:18 | Bike & Touring


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