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つれづれ日記

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2005年 01月 06日

ちょっと的はずれだと思います。

Yahooニュースから
03年に大ヒットしたスズキの低価格50CCスクーター「チョイノリ」の売れ行きにブレーキがかかり、予想外の苦戦が続いている。チョイノリは03年2月、従来の50CC原動機付き自動二輪車の半額近い5万9800円という超低価格で発売。「自転車との価格差が約4万円に縮まれば、自転車からの乗り換え需要が起きる」との商品戦略が的中し、月間目標2000台を大幅に上回るペースで売れ、03年上期で4万1000台を販売した。発売当初の顧客のうち、約4割は自転車からの乗り換えを含む二輪車に縁がなかった層で、新規市場の掘り起こしは順調だった。しかし、03年下期の販売台数は1万1000台となり、04年上期も1万台強で前年の4分の1に低迷。「安さだけでは物足りないということか」(他メーカー)、「二輪車は消費者の好みが多様化しており、ヒット商品でも需要を定着させるのが難しい」(業界関係者)との声が出ている。原付きバイク市場は82年の年間新車販売278万台をピークに下落傾向が続き、02年は53万台と5分の1以下に縮小。03年はチョイノリが刺激剤となり、前年比0.8%増と8年ぶりにプラスとなったが、04年は11月までで前年同期比約8%減の46万4000台と再び縮小傾向が強まった。スズキは「発売時に飛びついた顧客が落ち着いた状況。年間2万4000台の目標に近い数字は維持している」といい、低価格だけでなく、軽量かつコンパクトというチョイノリの長所をPRして3年目のリベンジを目指す考えだ。【工藤昭久】
(毎日新聞) - 1月6日10時1分更新

分析はやや甘いのでは? 他のメーカーの同レベルのものはどうか? 同メーカーの他のクラスはどうか? など、分析する要因は二次元以上だろう。おまけに、時間軸やその他の要因もあわせなければ、本当のところは分からない。

実際のところ、普通の考えのライダーなら、チョイノリは買わない。それは、1)そもそも原付一種よりも二種のほうが便利、2)制限速度が30km以下に機械的になっているチョイノリは危ないことを知っている。ならば、ライダー以外からだとどうか?? 自転車に乗っているおばちゃんも、買わないだろう。今は一万円札一枚でけっこうよい自転車が買える時代である。

ただ、排気量1cc=1千円を目指したメーカーの意志は尊敬すべきです。400ccのバイクが30万円台ならお買い得でしょう。今後は、50ccではなく、中排気量で勝負するべきと思います。スズキは以前ボルティを出して、そこそこヒットしました。ヒットしたら、価格を上げました。これでは逆効果です。売れたのなら、値下げしなきゃ。数が出れば、少々値下げしても、もうけは出るのだから。

by seisan_r11s | 2005-01-06 12:48 | Bike & Touring


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