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つれづれ日記

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2005年 03月 15日

あきれてしまいますな

 人事院は14日、中央省庁の本省勤務の国家公務員を対象に「本省手当」を新設する方針を固めた。課長補佐級以下の約4万人弱に、基本給の8%を上限として支給する方向で検討している。地方勤務の国家公務員に比べ、勤務が多忙とされる本省の若手職員に対して一定の収入を保障し、人材流出を防ぐのが目的だ。同時に、官民格差是正のため、人事院勧告の対象となる国家公務員約30万人の基本給を全国一律で引き下げる。この削減分を本省手当の財源とする考えだ。人事院はすでに、こうした改革案を公務員の労組がつくる「公務公共サービス労働組合協議会」に伝えている。今夏の人事院勧告に盛り込み、2006年度からの実施を目指す。本省手当は、本省で働く課長補佐、係長、主任、係員を対象に支給する。これに伴い、課長補佐に対する現行の特別調整(基本給の8%)は廃止する。本省の若手職員の処遇については、人事院の「地域に勤務する公務員の給与に関する研究会」が昨年7月にまとめた報告で、「長時間の超過勤務が慢性化し、人材確保上も悪影響が生じている」として、英国などで制度化されている本省手当の必要性を指摘していた。官民の給与格差については、2004年4月の支給分では北海道・東北ブロックで、公務員給与は民間賃金より4・77%高かった。逆に、東京都では、民間賃金が3・72%上回っていた。人事院は、最大格差に合わせて基本給を一律削減する方針で、削減幅は5%程度になると想定している。削減で民間より給与が低くなる都市部では、「地域手当」を新設して調整する。 地方公務員の基本給は国家公務員に準じており引き下げの影響を受ける。本省手当新設で、中央の国家公務員と地方公務員の給与にはさらに格差が生じる。
 (2005/3/15/03:01 読売新聞 無断転載禁止)

まず8%で本当に優秀な人が流出しないのか? 課長補佐以下ということは30代前半くらいを意識しているのだろうが、月給30万として8%だと2万4千円。これぽっちで逃げる逃げないと論議しているところが滑稽である。まず仕事にやりがいがあるのかどうか、給料が安くても優秀な人間が働ける環境にするというのが先だと思う。小手先の策は破綻するだろう。

写真は親父(私の)と子供。親父は寝てテレビ見て、子供は寝てます。その二人を中間が写真とっています。これもストロボたいたら雰囲気がでませんよね。

voigtlander Bessa L with Snapshot Skopar 25mm
あきれてしまいますな_a0024228_844470.jpg


by seisan_r11s | 2005-03-15 06:00 | 日記


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