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つれづれ日記

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2005年 11月 08日

方向は賛成だがすこし整理したほうが良い

Yahooニュースから
 政府は8日、道路整備に充てている揮発油税などの道路特定財源について、使途を特定しない一般財源に転換する方針を固めた。小泉首相が北側国土交通相に対し、道路特定財源の一般財源化と、法定税率に上乗せしている「暫定税率」の現行水準を維持することを前提に年内に基本方針をまとめ、2007年度税制改正に間に合わせるよう指示した。これを受け、道路特定財源や税制を所管する国交、財務、総務省が本格的な協議に入る。ただ、道路特定財源の一般財源化については、自民党道路関係議員や自動車利用者の反発も予想されるため、今後の調整は難航しそうだ。北側国交相は8日の閣議後の記者会見で、「4日の閣議後に首相から『道路特定財源の見直しについて、一般財源化と(暫定)税率は引き下げないことを前提に基本方針をまとめて欲しい。来年の抜本的な税制改革と合わせて具体的な案をまとめて欲しい』との要請を受けた」と説明した。国交相は7日に谷垣財務相、8日午前にも財務相、地方税を所管する竹中総務相と相次いで会談し、今後の検討作業の進め方について協議した。谷垣財務相も8日の閣議後会見で「私も小泉首相から指示を受けている。国交省とも協議しながら、年内に基本的な方向性を示したい」と述べた。」道路特定財源は、道路整備を目的とした財源で、自動車の利用者が払っている揮発油税や自動車重量税などを原資にしている。05年度予算の道路特定財源(国費分)は3兆5632億円。道路特定財源の過半を占める揮発油税の場合、法定税率は1リットル当たり24・3円だが、暫定税率で同48・6円と2倍の税率に設定されている。ただ、ここ数年は、道路整備の減少に伴い余剰金が発生していることから、旧本州四国連絡橋公団の債務処理などにも使途を拡大している。
(読売新聞) - 11月8日13時3分更新

特定財源は、保有する省庁の独自予算として取り扱われる場合がほとんどなので、これを一般財源化することは賛成である。独自予算ということで、設立当時はまじめに運用されていたものが、時を経るにつれて、拡大解釈していろんなことに使うのが常だからだ。
ただ、一般財源化にあたってはいくつか整理しなければならなことがある。ひとつは税の二重負担である。特定財源にも消費税がかかっている問題は是非解決してほしい。もうひとつは、一般財源化するにあたって、ぜひ財政再建のために多くを使って欲しい。簡単に言えば、国や地方自治体の借金を減らすことが第一であり、現状の三分の一程度まで赤字を減らして、もっと政策を立てやすくすべきである。

一般財源化をして、これまでの使い道と同じというのでは意味がない。メリハリの利いた使い方をしてほしい。特定財源はすごい金額である。その気になれば、10年もあれば赤字解消できるはずである。そのあとは、ぜひ教育に使って欲しい。ゆとり教育なんていうのではなく、骨のある教育方針を示して欲しい。良い人材を教師にし、とことん子供に教え込む。少子高齢化を乗り越えるのは、教育しかない。このままでは、頭の悪い子供がどんどんできてしまい、おまけに人口は減少する。日本の将来は暗い・・・。そうならないためには、やはり人的資源に付加価値をつけることが重要である。

by seisan_r11s | 2005-11-08 17:04 | 日記


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