2005年 12月 24日
朝日新聞から 日本の人口が自然減に転じる見通しとなる中、24日の閣僚懇談会で少子化対策について議論が交わされた。野党から小泉改革が所得格差を生み、少子化を加速させていると指摘されていることを意識して、小泉首相は「必ずしも所得格差や政府が手を打っていないことが原因ではない」と、少子化の原因は多様であると強調した。 閣僚懇では来年度予算のうち各省庁の少子化関係分が約1兆457億円となったことをふまえ、首相は「日本は明治時代からもともと子どもをたくさん産む社会で、ずっと生活水準が満たされていない段階でもたくさん育てていた」などと述べたという。 また猪口・少子化担当相も記者会見で「少子化の流れは過去30年の中ででてきたもので所得格差が増大する中で進んだとの短絡的な説明はあたらない」とした。また過去の政策についても22日に会見した際、「少子化対策が国の最優先課題ではないという時代もあったかもしれないが、この30年はその前提を整えるために費やされ、必要最低限の政策はとられてきた」としている。 ここまで では、小泉首相はなにが原因だろうと考えているのか? 猪口大臣はなにが原因で、どのようにしたら良いのか?というところまで言わないとだめだし、突っ込まないとだめ。議論がかみ合ってない。野党もこれで終わって、はいそうですか。というなら、質問しないほうがましである。 子育て真っ最中の私にとって、一番の悩みはお金というよりも時間。33歳で結婚して、34歳で一人目の子供が、36歳で二人目の子供が授かった。二人の子供と一緒にいることができることは本当に幸せである。反面、独身時代の時間の使い方からすると、まったく別物。過去、物や情報がなかった世代と比べて、趣味は多様であるわれわれにとって時間がないというのはすごく悲しいことである。時間がないと仕事もゆったりとできない。これも悲しい。 次にはやはりお金でしょう。幸い、嫁さんが頑張って働いているので必要最低限の貯蓄はあると思う。しかし、いつなんどき給料が下がるかもしれないし、働くことができなくなるかもしれない。そんな時、政府などは助けてくれないということが分かってきた。働けるとき、貯金できるときにしておかないと絶対にだめ。 確かに犯罪に巻き込まれることはリスクとしてはある。しかし、そんなことを毎日考えていたら生活なんてできない。交通事故は明日巻き込まれるかもしれないリスクとしてはある。しかし、ほとんどの人はそんなこと考えてもない。現実にできることは、法をできる限り守り、自分の身は自分で守るという意識を持つことだ。 最後になるが、私も晩婚である。晩婚で子供を授かると体力的にきつい。ほとんどの人が大学もしくは大学院を出る。そうするとどうしても結婚は30歳前後になる。また情報は共有化されているので、どうしても結婚相手の理想が高くなりがちだ。ますます結婚が遠のく。というシナリオではないだろうか?
by seisan_r11s
| 2005-12-24 22:33
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