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つれづれ日記

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2006年 05月 28日

小悪を退治し、大悪を見逃す?

読売新聞から
 NHKが、報道局スポーツ報道センターのチーフプロデューサーによるカラ出張問題を契機に、不正経費請求に関する調査を行った結果、新たに同センターの職員が出張旅費計7件、約10万円を不正に受け取っていた疑いがあることが26日、明らかになった。
 これまでの調査によると、職員は出張旅費を精算する際、仕事が早く終了したため申請日数よりも実際の出張期間が短かったにもかかわらず、当初申請した日数分の金額を経費として得るなどした。
 また、この職員同様、申請した宿泊出張期間よりも短い出張にもかかわらず、そのまま経費を受け取っていたなどのケースが数件見つかった。
 一方、今回の調査とは別に、山口放送局長が、同様の手口で経費を不正に請求したことを自己申告し、辞職を申し入れた。
 NHKが調べたところ、約30万円分について不正受給の疑いがあることが判明。同放送局長は26日に内示された人事で、報道局付となった。
(2006年5月27日3時4分 読売新聞)

うーん、せこいニュースである。建前から言うと、悪いことはよくない。しかしながら・・・私はひねくれているので違うことを書きます。

30万円分の不正というのは、全体の中でどのくらいの割合だろうか? また、その30万円の不正を見つけるための調査費がたとえば100万円かかっていたのなら、費用対効果はおそろしく悪い。もちろん、不正はよくない。しかしながら、あまりにも小さい話ばかり。

もっと大きな根源悪があるのではないか?? たとえば、NHKで言えばろくすっぽ視聴率も取れてないチャンネルに膨大な費用をかけているとか・・・。日中のBSハイビジョン放送はどれだけの視聴率なんだろうか? それにかかっているコストなどどのくらいか? 民間の感覚ならば、とっくに社長などが更迭される数字ではなかろうか? 30万という額を精査するまえに、そういったところを見直してはどうだろうか?一気に数億円とかの改善になるのでは?

by seisan_r11s | 2006-05-28 23:05 | 日記


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